眺望
湾の向こうに見える Sanctuary of Truth
ファイアショーのテーブルから望む木彫りの聖域:誰が建てたのか、なぜ未完成なのか、その広間に何が展示されているのか、そして夜には隣に浮かぶ港の灯り。
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ファイアショーのテーブルから水面越しに見える黒いシルエットは、Sanctuary of Truth。パタヤにある木だけで造られた未完成の博物館で、そのデザインはアユタヤ王国やヒンドゥー教・仏教の思想から取り入れられています。建設は1981年に始まり、現在も続いており、最も高い尖塔は105メートルに達します。日が暮れると、海岸沿いの港町Laem Chabangの灯りが眺望に加わります。
ご覧いただいているもの
ビーチから見ると、聖域は岸辺に並ぶ尖塔の群れとして姿を現し、日が沈むと空を背景に黒い影となります。タイの実業家Lek Viriyaphanが設計した博物館で、寺院と城を融合させた造りです。建物はすべて木でできており、木彫りの神像や彫刻のみが収められています。竹製の椅子に腰かけ、目の前にディナーが並ぶひととき、この景色が紛れもなくパタヤであることを物語るスカイラインとなります。
木で建てられ、今も建て続けられている
建設は1981年に始まり、現在も進行中で、見学時にはヘルメットの着用が求められます。構造にはXylia xylocarpa、takien、panchaat、チークなど複数の木材が使われ、建物の部分ごとに異なる質感を生み出しています。takienは主要な柱に用いられ、600年持つと見込まれています。敷地は13ヘクタール、内部は約2,115平方メートル、中央の尖塔は105メートルの高さにそびえています。
館内の見どころ
屋根にはヒンドゥー教の創造神ブラフマーの四面像がガネーシャとともに据えられています。北のホールには観音と解脱の智慧をテーマにした彫刻、南のホールは太陽・月・惑星をテーマとし、西のホールは地・水・風・火の四大元素をブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァとともに表現し、東のホールは家族をテーマとしています。全体のデザインは東洋の宗教思想と生命の循環を示すことを目的としています。
昼間の見学
そのシルエットに興味を惹かれたなら、聖域は建設中も見学を受け入れています。敷地内には建物以外にも、タイのボート遊び、馬車乗り、タイ料理とハラール料理を提供するレストラン、木彫り職人の作業を見学できるエリアなどがあります。ビーチからすでにその輪郭を知っているので、夜のファイアショーと組み合わせる昼間の訪問先として自然な選択です。彫刻をきちんと見るなら日中の見学を。夜は砂浜からは形が、内部からは細部が見えてきます。建物はまだ建設現場なので歩きやすい靴を履き、ホールだけでなく敷地内を見て回る時間も確保してください。
レムチャバンの灯り
日が暮れると、水面の向こうに広がる灯りはレムチャバンのものです。レムチャバンはチョンブリー県シーラチャー郡とバーンラムン郡にまたがる港湾都市です。この街は1991年にコンテナターミナルが完成した深海港を中心に発展し、パタヤとバンコクを結ぶ海岸高速道路の主要な停車地となっています。観光名所ではなく現役の港ですが、夜にはその輝きが砂浜の炎の背景となります。聖域と港、この二つによって、夜の北の地平線が完成します。一つは何十年もかけて木に手彫りされたもの、もう一つは深海コンテナ港です。
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ホテルが建つ前のパタヤ
周囲の街は1960年代まで漁村でした。ベトナム戦争中にアメリカ軍兵士が休養・レクリエーション休暇で訪れるようになり、パタヤは1978年に市制が敷かれました。その名は、1767年のアユタヤ陥落前にこの地で地元軍と対峙したプラヤー・ターク(後のタークシン王)に由来すると言われ、タップ・プラヤーと呼ばれ、後にパッタヤーとなり、南西からの季節風の名にもなっています。
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